くなることがあるんだよね」
そう語るのは役場で農林事業を担当する山科さん。
ひとつぼ雑穀プロジェクトでは地元農家への
インタビューや村からの情報発信を担うキーパーソンである。
「外部との交流が村を活性させると思うんだ」
昨年山科さんは都内のとあるイベントを訪れた。
そこでボランティアと共に傷リンゴを販売した。
「こんな傷もの売れっこない」そう山科さんは思ったそうである。
しかし、ボランティアが丁寧にどうして傷がつくのか、傷がついても味はおいしいなどと
訪れるお客さんに説明し、次から次へと傷リンゴが売れていく姿に衝撃を覚えた。
「自分たちだけのモノサシで測れないことがあることを改めて実感したんですよ」
今日もまた村を駆け巡る山科さんであった。
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