

寺島さんは、健康や地域の食文化を考え伝承する地元女性グループ「アマランサスの会」(メンバー15名)の代表。会では10年以上前からアマランサスの高い栄養価に着目し、
町内の遊休農地を活用して栽培を行っています。
酒蔵で働いていたご経験もあり、発酵技術や知識に明るく、地元産大豆を使った伝統的な味噌づくりや豆腐づくりをご自宅で毎年行っています。
また、1人で居住する高齢者を対象にした傾聴ボランティアや、長野オリンピックの際には外国人選手のホームステイ受け入れなど、様々な場面で活躍されています。明るくお元気で、いろいろなことをご存知の寺島さんのお宅には、いつも人が集まり、笑い声が絶えません。

元小学校の校長先生の青木さんは、定年退職後、地元飯綱町で農業をはじめられました。自然栽培にこだわり、またアンティチョークといった珍しい作物の栽培にも意欲的に取り組んでいます。
雑穀に興味を持ち始めたのは、ご自身が体調を崩されたことがきっかけだったとか。それ以来、アワを中心に自給用に栽培を始められたのだそう。
今は地元の子どもたちを畑に呼び、農業体験や環境教育を積極的に行われています。毎回ひとつぼ雑穀の農作業の受け入れも快く受け入れて下さり、オーナーさんからも「先生」との愛称で親しまれています!

定年後より、生まれ育った飯綱町での第二の人生を満喫している松澤さん。
畑はもちろんのこと、特製の炭焼き釜を地元の方と作り、木材資源を活用しながら炭焼きをされています。そこはまるで秘密基地のよう!広がる棚田を目の前に、なんと風呂釜まで置いてしまったのだとか…!
地区長も務める松澤さんは、地域に暮らすお年寄りに元気になってもらうことと、町の美化を目指して菜の花栽培にも数年前からチャレンジしています。
昔から大事に使われてきた唐箕(農具)は、今回の雑穀プロジェクトでも大活躍。
仕事がとても丁寧で、ご近所のファーマーさんからも頼りにされる存在です。

いつも穏やかな笑顔で迎えてくれる飯田さん。御夫婦揃って長年農家をされている飯田さんは、お米や野菜を中心に栽培を行ってらっしゃいます。収穫した農産物は、町内の直売所「さんちゃん」でも販売しています。
「みんなが喜んでくれるから」と、10年以上も前からキビの栽培もスタートしました。毎日の食事にキビごはんを食べることが健康の秘訣なのだとか。お正月には奥さんお手製のキビ団子が並びます。

瀧野さんはこれまで会社勤めをされていましたが、退職後は自分の食べ物は自分で作りたいと自給自足型の農業をしています。「家庭菜園みたいなものだ」と笑う瀧野さんですが、畑の管理には抜け目がありません。
昨年までは飯綱町の農業を考える農業委員会の委員を務め、遊休農地解消などの取組をされてきました。
趣味はオカリナと謡曲。地域の老人ホームなどで披露されています。

本職である建築と木工の傍ら、日々畑の世話をしているという諏訪さん。
以前は長野市内に住まわれてましたが、何度も飯綱に通ううちにいつかはここに住みたいと遂には移住をすることに。知り合いの農家さんの自宅を改造して木工アトリエをつくり、ご自宅の庭には手作りのゲル(モンゴルの移動式家屋)も完成しました。
「自分たちの生活だけでも、まずは循環させたい」と、身の回りの資源を活用しながら、自然環境と共存する暮らしを目指されています。
奥さんは自家栽培の小麦や天然酵母を使ってパンを作ったり、雑穀や玄米を使ったお料理教室なども開催されています!(→
すずめ食堂)

飯綱町で会社を経営する丸山さんは、東京がご出身。飯綱に越されてからは、昔から憧れていた農業にも取り組んでいます。
「自分が播いた種から芽が出て、それを収穫する喜びは何とも言えない!」と、本当に楽しそうに語る丸山さん。ご自身が都会生まれであることから、「都会の方にも身体にいい食べ物を食べてもらいたい」とプロジェクトに参加して下さいました。
趣味がテニスという丸山さんは、畑仕事もテニスウェアーでこなす日があるのだとか。

飯綱町役場で働きつつ、兼業農家として米やリンゴ、野菜づくりをしています。長年農政に携わり、いつも鋭く日本の農業を見据える高橋さん。
都市部の子ども達を対象にした環境教育でも、熱心にいろいろな場面でご協力頂いてきました。ある時は東京の小学校に出向き農業の先生役も引き受けて下さいました。
実はお料理が大変得意で、ご自分で漬物やジャムなども作る高橋さん。ご本人の専用キッチンも持っていらっしゃいます。

石田さんとの出会いは2007年に遡ります。雑穀栽培をする為の遊休農地を探す中で快く我々に農地を貸して下さいました。御自身でもキビの栽培をこれまで続けてこられ、我々にも時よりアドバイスをくれました。
雑穀畑の横には立派なクルミの木があり、私たちにも分けて下さいました。

黒柳さんは地域に古くから根付く「生活改善グループ」のリーダーを務められ、現在は町の議員さんとしても大活躍されています。
生活改善グループは、かつては改善カマドの普及など、女性の生活向上を目的に作られたグループなのだとか。現在では、地域の伝統食や雑穀の勉強会などを開くなど活発な活動をされています。これからは雑穀を使った農産加工品開発などにも取り組みたいとのこと。

ご近所である松澤さんのお誘いで、09年から雑穀栽培に挑戦されている亀田さん。
最初は雑草と雑穀の見分けが難しく苦労をされたそう。間引きした雑穀も「もったいない」と、新しく移植をしてある畑には、亀田さんの優しさが表れています。
趣味の華道にも、間引きしたアマランサスを活けたりして楽しまれているのだとか。

とても柔らかな雰囲気をお持ちの広田さん。以前よりキビの栽培をされていましたが、最近の雑穀の人気、他地域でのアマランサスの栽培事例を聞き、「アマランサスの栽培をしてみよう」と思ったことがプロジェクトへの参加のきっかけだったのだとか。
ご自宅の裏の畑で育っているアマランサスはお見事!「アトピー性皮膚炎にも雑穀は良いからね」という話をする点などにも優しさがにじみでています。